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釧路ラーメンストーリー

釧路ラーメン

【特徴】

基本のスープは魚介メインのあっさり醤油味が釧路ラーメンと言われている。

麺は細~極細の縮れ麺で、北海道の中では最も細く、茹で釜に麺を投入してからわずか30秒程度で麺を上げている店も見られ、注文してからラーメンが出てくるまでの時間が総じて早い。味は素朴な味わいの麺が多く、実際にどの製麺会社においても、かん水やアルコール、プロビレングリコールなどの添加物を極力控えめにして作られている。かん水の代わりに重曹を用いた無かん水麺も存在する。

製麺所は「三原製麺」と「道東製めん」が2大勢力となっている。添加物を控えているため、日持ちがしない特性もあり、根釧地域以外ではほぼ流通していない。

【成り立ち】

大正時代に釧路の食堂(大町の「太陽亭」という洋食屋と中華料理屋、末広町の「ライオン」など諸説あり)に、横浜中華街からきた中国人の料理人が「支那そば」を持ち込んだのが発祥と言われている。当時は豚骨ベースのこってり味だが、釧路の風土に合うように味は改良されていった。屋台も増え、昭和初期には、「銀水」「入長」「ばってん」などの人気の屋台が多くあった。

釧路は第二次世界大戦末期に大規模空襲を受けた地域である。一度はなくなった屋台も、戦後に再出没。昭和26~27年頃から屋台が復活し、屋台ラーメンの組合ができるまで数が増えた。北洋漁業全盛期には、漁船が港に入ると屋台がずらりと岸壁に並び、漁師たちにラーメンを売っていた。寒い海から帰った漁師たちに少しでも早く温かいラーメンを出すために、ゆで時間の短縮を計り、その結果麺が細くなったという説がある。(また、誕生当時の釧路ラーメンのスープが鰹節から出汁をとっていたため、それに合う麺が細麺だったという説もある。)

屋台の営業許可が一代限りであること、昭和40年代に入り、高度経済成長の流れの中で、屋台を構える釧路ラーメンは絶滅。新たに店舗を構えて営業を始める店が多くなり、今も老舗として屋台時代から続く昭和10年創業の「銀水」、昭和34年創業「まるひら」、昭和39年創業「いわまつ」などが昔ながらの典型的な釧路ラーメンを50年以上作り続けている。

現在は次代と共に多種多様な味に変化し、鰹ダシ中心のスープから煮干しや昆布、鶏ガラ、豚骨など各店工夫を凝らしたラーメンが登場している。

「釧路ラーメン」という呼称は平成12年、21世紀に入ってから広まった。市民が主体となった釧路ラーメンのPR活動が功を成し、一般的になる。北海道内においては従来の札幌、旭川、函館の「北海道三大ラーメン」ではなく、釧路を加えた「北海道4大ラーメン」と呼ばれることが普通になっている。

(参考文献:

北海道ラーメン大全 「北海道ラーメン大全」プロジェクト

釧路ラーメン麺遊会 http://www.kushiro-ramen.com/

株式会社道東製めん http://dotoseimen.com/index.html

株式会社丸三 三原製麺所 https://www.miharaseimensho.co.jp/ )

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